2013-05-04

La Folle Journee au Japon 2013

今年も無事にラフォルジュルネに参加してきました。

有楽町の国際フォーラムと丸の内周辺でGWに行われる、クラシックのフェスです。フランスのナントという都市で行われている音楽祭を日本に輸入したもので、今年で9回目。私は母と1回目から参加しています。

毎年テーマが決まっていて、今年は「パリ、至福の時」。作曲家としては、ビゼー、ドビュッシー、ラヴェルなど。それからこの時代にスペイン音楽ブームがあったということで、スペイン風の曲も紹介されるとのこと。

音楽祭なので、もちろん超一流のオーケストラや指揮者が登場するわけではなく、演奏するのは若手演奏家や世界中の小さな管弦楽団などなのですが、日本人の有名な音楽家も参加します。ギタリストの村治佳織さんやピアニストの小菅優さんの公演などはすぐにSOLD OUTしてしまいます。

1公演1時間程度でチケットはなんと2〜3000円!クラシックのコンサートを普通に国際フォーラムで鑑賞したら1万円以上は当たり前ですが、この金額だから1日何公演も観ることができるのです。クラシックは金額も敷居も高いと思ってる人にはほんとオススメ。

今年は3公演チケットとりました。オーケストラのラヴェルとサン・サーンス、弦楽器とピアノ、マリンバの同じくサン・サーンス、ギターと管弦楽団のスペイン音楽の公演。

オーケストラがいちばん良かったかな。私はクラシックの知識はあまりないので、毎回いい勉強になります。ラヴェルの曲ってこんなに綺麗なのか〜今度一流のオーケストラで聞いてみたいな、とか、サン・サーンスの動物の謝肉祭って「白鳥」部分しか知らなかったけど、ライオンとか亀とか水族館とか色々あって白鳥にたどり着くのか〜、とか。母に感想を言うとそんなことも知らずにこのチケットとったの?みたいにびっくりされるけど、この音楽祭はそのレベルでも全然受け入れてくれるのが嬉しい。むしろ、みんながクラシックに興味を持つことを目的にしていると思うの。耳が肥えてくると正直聞くに耐えない公演もあったりしますので…(・・;)

私たちは、公演の間にお昼を食べたり丸の内散策したりお買い物もしたいので、1日2〜3公演にとどめてゆとりをもって楽しむことにしています。

私は職場と国際フォーラムが目と鼻の先なので、平日は休みをとってもこの辺に来ることはないんですが、こうやって改めて休日に丸の内周辺を歩くと素敵な街だなーと安心して楽しめます。ずーっと残業続きで、会社帰りに丸の内を歩くこともなかったから、知らぬ間に色んなお店が変わってたり、新しい東京駅もはじめて見ました!やっと!今さら!


よく出し遅れた郵便物を出しに行った中央郵便局もきれいになってて、隣にできたKITTEもみてみたい。

こんな素敵なところが勤務地なのに(もうすぐ職場が移転するのでここもあと少し)、何も楽しんでないなんていけないな、と改めて思ったのでした。

クラシック音楽と丸の内の街並みで優雅な気分に浸れました。今年はお天気も良くてよかった。また来年も無事に参加できますように。


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