ジャンプを8つも含む高度な演技構成とのことでしたが、ただジャンプの成功を緊張して見守っていただけではなく、ラストダンスに相応しい貫禄と深い感動が伝わりました。
真央ちゃんは指先まで神経の行き届いたバレエのような柔らかい繊細さがあって、そこが他のどの選手よりも優れていると思うし好きなところ。でも一方で密かにすごい迫力を感じることもあって、重々しいラフマニノフもすごく合う。歌舞伎のような日本的で美しい迫力。ここ一番の勝負というのが伝わり、心に響きます。バンクーバーの時もそう思ったなぁ。
衣装は2着ソチに持ち込んでいたそうだけど、ブルーの芸術的な衣装、美しかったです。比べてみても断然右の方がいいよね。
それから、キム・ヨナのフリーはパーフェクトだったよね!自分のキャラクターを熟知していて、洗練の極みだと思いました。クラシックのバレエダンサーがキャリアの最後の方で地味なモダンを演ったりするじゃない?そんな感じ。
4年後は韓国開催。後輩の育成も大切だけど、彼女の素質は特異なものだと思うのでもっともっと見たいなあ。
今朝はいちばん楽しみにしていたエキシビション。日曜の朝でよかった!smileを見て泣き、真央ちゃんもキム・ヨナも緊張から解放された楽しそうな笑顔でほんと良かったな〜、とまた泣く 笑。あと、パトリック・チャンってなんだかすごーくいい人なんじゃない?と、ファンになりました。
ソチオリンピックも今夜で終わり。テレビで特集するハイライトは作り込んでいて好きじゃないから見ません。試合そのものやインタビューを観て十分感動でした。
ところで、選手のゼッケンやあちこちの壁に使われていたパッチワークの柄が可愛かった!ロシアのセンス。2020年の東京は、センスの良いオリンピックを開催できるでしょうか。
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